囲碁って何だろう


囲碁に興味を持ってくださりありがとうございます(*^_^*)

 

ここでは入門の方向けに、「囲碁って何だろう」と「ルール」を紹介します。

PANDA ROOMが制作した同人誌「お誘い囲碁」から抜粋・再編集しました。

 

囲碁って何だろう

 

囲碁は、黒と白がたたかって互いの陣地の大きさを競うゲームです。

 

陣取り合戦なので、あたかも自分が合戦の総大将となったような気分になれるのは魅力の一つだと思います。

 

合戦が繰り広げられたあとの盤上には、「白の陣地」「黒の陣地」「白でも黒でもない荒野」が出来上がります。

陣地の大きい方が勝ちです。

「囲碁ってなんだろう?」という内容を1分程度の動画にまとめていますので、よろしければご覧ください!

※音楽が流れます。

ルール

 

大きくわけて4つのポイントがあります。

「順番」「囲う」「取る」「例外」という4つのポイントに沿って、ルールを紹介します。

1.順番

 

黒を持つ人が先番です。黒、白、黒、白…と続きます。

 

碁石は交点の上に置きます。 

図の右下をご覧ください。交点は3パターンあります。

2.囲う

 

石で囲ったエリアが自分の陣地となります。

 

陣地の大きさを知るためには自陣の中にある交点を数えます。

交点一つを1目(いちもく)と数えますので、下の図の黒地(くろじ=黒の陣地)は12目(じゅうにもく)で、白地は16目となりますよ。

そしてどちらの陣地にもならなかった「荒野」の部分もありますね。 

 

尚、碁石は陣地の境界線の役目をしていますので、陣地の数には含まれません。

3.取る

 

相手の石を囲うと取ることができます。3パターンの囲い方を確認しましょう。

 

1)碁盤の中央で白石を囲う場合

2)碁盤ので 〃

3)碁盤ので 〃

 

碁盤の中央では、黒石4つで白石を囲っています。

それでは、辺や角ではどうなっているでしょうか?

 

左側の辺は黒石3つ、右下の角は黒石2つですね。

つまり、端っこ(辺や角)で囲う方が、少ない石数で、効率よく相手の石を囲うことができるのです。

3.取る つづき

 

石を取り上げて残った跡地は、自分の陣地になります。

下図は石を取り上げた後の様子です。

 

取り上げた石は、対局の終わりに使うので手元に持っておきますよ。

4.例外

 

碁石は基本的にどこに置いても良いのですが、ルール上は2つの例外があります。

 

1)石を置けない場所がある。

2)取られて取り返す、を連続して行うことはできない。

 

順番に確認していきましょう。

 

例外1)石を置けない場所がある。

×印の位置のように、黒に包囲された場所に、白石を置くことはできません。

例外2)取られて取り返す、を連続して行うことはできない。

 

少しややこしいので、以下はさらっと読んでいただければ大丈夫です。(読み飛ばしてまとめへ進んでも大丈夫です!実際に打ってみて慣れるのが良いです。)

 

さて、下の図は黒1が白Aを取ったところの盤面です。

 

白Aがあった空き地に白石を置くことができれば、黒1を包囲して取り返すことができますね。

しかし、ここで例外2の「取られて取り返す、を連続できない」が適用されます。今はまだ空き地に白石を置くことはできません。

 

 白は一旦、空き地を離れる必要があります。

 

例えば、下図の白2に置いたとします。黒3は抑えます。

白2、黒3と空き地から離れたので、次の手番で白は空き地に戻ることができます。

空き地に白4を置いて、黒を取り返しました。

取られて取り返すことを連続して行いますと、空き地から離れ難くなってしまいます。

それでは対局(対戦)が進まなくなってしまいますよね。

 

対局の進行を考慮して、このような制限が設けられています。

 

 

ここまでがルールです(*'ω'*) 

お疲れさまでした!

 

まとめ

 

最後にちょこっとまとめますね。

 

●囲碁は陣取り合戦のようなもの

●「順番」「囲う」「取る」「例外」の4点 がルール

 

まとめ動画は1分程度です。よろしれければご覧ください☆

 

※先に紹介した動画とは別のものです。※音楽が流れます。

ルールを覚えたら、さっそく囲碁教室で打ち始めてみるのが良いと思います。

なんでもそうですが、実際にやってみるのが何よりも早いですからね!

 

地域の碁会所では、定期的に教室を開催していることが多いので、ぜひ訪れてみてください。

※事前にWEBサイトやお電話などで確認を取ってみてくださいね。

 最後に、少し宣伝じみてしまいますが、同人誌「お誘い囲碁」ではもう一歩踏み込んでおりまして、小さな碁盤で打つ流れも紹介しました。

巻末付録の「切って使えるミニ碁盤」も合わせて活用していただくと、よりイメージしやすいかなと思います。

 

もしご興味ありましたらBOOTHにて通販していますので、ご検討ください。

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